教育理念・方針
教育理念
主体的に学び、よりよい看護を創造できる看護師の育成
教育方針
三重県立志摩病院看護部では、志摩ラダーシステムを活用し、「社会人基礎力」「看護の核となる実践能力」「組織的役割遂行能力」「自己教育・研究能力」の４つの臨床実践能力を育成します。
志摩ラダーを主軸に目標管理・人事考課を導入し、人材育成のツールとして活用しています。看護師が個々の能力を発揮し、組織の課題と統合を図りながら、職業を通して自己実現に向けて主体的に活動できることを目指します。
教育目標
１．「社会人基礎力」
- 社会性
豊かな人間性と社会性、高い倫理観を持ち、社会的規範を遵守し、行動する
- 地域に貢献する力
地域の特性を理解し、専門職として社会貢献活動に主体的に参加する。災害や大規模事故発生時には迅速に対応する
２．「看護の核となる実践能力」
- ニーズをとらえる力
患者をとらえ 、判断し、その人に適した方略を選択する
- ケアする力
ケアの実施・評価を行う（PDCAサイクルや看護過程の展開）
- 協働する力
患者を中心に、情報やデータを多種食間で共有し、ケアの方向性を検討、連携する
- 意思決定を支える力
患者が立ち会う場面（治療・最期の迎え方等）において、その人らしい選択ができるための意思決定を支える
３．「組織的役割遂行能力
- チームワーク力
メンバー間でコミュニケーションを図り、良好な人間関係を築く
- 教え育む力
様々な場面を学びの機会ととらえ互いに認め合い、共に成長する
- 創造し改善する力
現状に満足せず、先取的に課題を捉え、医療の経済性をふまえ、人や組織を巻き込み、柔軟に改善・変革する
４．「自己教育・研究能力」
- 学び続ける力
専門職として自らの責任で継続的・積極的に自己の能力開発に取り組み、自己実現を図る
- セルフコントロールする力
感情をコントロールし、自己のストレスマネジメントをうまく機能させる
- 内省する力
常に行動を振り返り、意味づけることで新しい知識と統合して成長する
新人教育と継続教育
奨学金制度のご案内
志摩病院では、看護師を目指す方を対象に奨学金を貸与する制度を設けております。