健康促進科は平成24年にできたばかりの新しい科です。人間ドックや生活習慣病健診を行うことにより、いろいろな病気の予防や早期発見のお手伝いをしています。
生活習慣病はその名のごとく、生活習慣によって病気の発生が多くなったり少なくなったりするもので、心臓病や脳卒中、痛風などが代表的です。
生活習慣病健診では、身体測定、血圧、血液検査、胸部レントゲン、心電図、胃透視などの検査を行います。また人間ドックではさらに、呼吸機能検査、腹部超音波検査などが追加されます。胃透視は胃カメラに変更することもでき、受診者のご希望に添えるようにしています。
健診の行程としては、8時過ぎくらいに1階の健診センターで受け付けをしていただき、院内の各セクションでそれぞれの検査を受けていただきます。すべての検査が終了したら、健診センターにお戻りになって、当日結果が出ている検査の説明と医師の診察を受けていただきます。志摩病院ではなるべく専門用語を使わずに、わかりやすく説明させていただくように心がけています。また、レントゲンや胃透視の結果は、専門医の読影により判定されます。
すべての検査結果が出そろいましたら、健康促進科の医師が総合判定を行い、結果票をご自宅に郵送いたします。
健康診断は、結果の経年変化を見ていくことが大切ですので、毎回同じところで健診を受けることが望まれます。
受付は健診センターで行っており、料金は健診の項目や内容によって変わりますので、詳しくは電話でお問い合わせください。現在は1日の受け入れ人数が限られており大変ご不便をおかけしておりますが、なにとぞご理解をお願いいたします。