代診・休診のお知らせ
放射線科の紹介
当院の放射線科では放射線技師の撮った様々な写真をみて診断をつける「画像診断」以外にX線、超音波診断機器を使って身体の中に針や管(カテーテル)を通すことにより様々な病気の治療を行う患者さんへの負担が少ない「インターベンショナルラジオロジー」(IVR)を行っています。
医療機器の発達により現在の医療においてはこの「画像診断」の重要性は更に増しています。CT、MRI、アイソトープ(RI)検査、超音波検査という言葉をテレビ、新聞などで耳にしたこともあると思いますが、現在では病気をみつけるにはこのような放射線科での検査が必要になることが増えています。これらの検査により撮られた様々な画像をもとに病気をみつけることを「画像診断」と呼びますが、画像診断の専門家としての役割を放射線科専門医が担っています。実際には放射線科専門医の行った検査の診断は診断報告書の形で他の診療科へ送られ、それを診療科の先生方が参考にして診療することになります。
また最近では患者さんへの侵襲、負担が少ない「インターベンショナルラジオロジー」(IVR)という分野が注目されており、次々と新しい方法、治療術、道具が開発され進歩しています。この手法を使って肝臓ガン等に対する抗ガン剤注入、塞栓術、外傷やガンからの出血に対する緊急止血処置、生検によるガンの組織採取、膿瘍ドレナージ術などを適応に応じて行っています